日本の高等教育機関には、3種類の学校があります。大学、短大、そしてもうひとつが高専です。
高専は、めざましく発展していく科学とそのエンジニアリングを学ぶ場であり、まさに、科学技術の進歩による ” ハイテク時代 ” をリードしていく工業技術者(エンジニア)を育てる学校なのです。
そのなかでも、明石高専はトップクラスの高等教育機関として知られています。
高専教育の特徴
- 5年間の一貫教育(教養教育、専門の基礎教育及び専門教育)
- 基礎理論と共に実験、実習など実技を重視した教育(応用能力)
- 充実した設備と少人数教育(一学科について一学級(40人)が原則)
- 情報処理教育の充実(コンピュータを理解し、使いこなす)
- 進路選択の有利さ(就職−高い求人倍率)
5年教育って?
通常、高等学校3年間と大学4年間で修了する課程を、5年間一貫で学習するのが、高専の大きな特徴です。「受験勉強」のためにやりたくない勉強をする必要がありません。教養教育と専門教育が、合理的に効率良く組み合わせられ、早期に専門教育が行われます。学習期間は大学卒と比べて2年間少なくても、卒業時の専門的能力は、ほぼ同程度の高度なものになります。